お役立ちコラム

2021.04.27井戸の撤去手順・費用相場について分かりやすく解説!

解体工事の際に井戸が見つかることがありますが、使われなくなった井戸は危険なので撤去しないといけません。ただ、井戸の撤去に関しては大切な注意点がいくつかあります。「自分でできるのか?」「依頼する場合は費用はどのくらい?」など井戸撤去に関する疑問をお持ちの方もいると思います。そこで本記事では井戸の撤去ポイントを分かりやすく解説します。ぜひ参考にしてくださいね!

井戸撤去は素人には難しい

解体作業の際などに使われなくなった古い井戸が見つかった場合、放置しておくと危険なので撤去しなければなりません。
こういった場合、費用を浮かすために自分で撤去できないかと考える方もいるかもしれませんが、基本的に素人の方が井戸を撤去するのは難しいです。
埋め戻すのは一見簡単なように見えますが、実際はそうではありません。

井戸を撤去するには、中に入っているゴミを取り除いたり、外の枠組みを全て撤去する必要があります。さらに、完全に埋め戻すための砂や、工具・重機も必要になります。
以前は産業廃棄物で埋める方法も行われていたのですが、今は不法投棄として禁止されています。産業廃棄物で埋め戻しを行なうと、雨水が下水に流れやすくなったり、周辺の水質に影響を与えてしまうなど環境破壊につながってしまいます。
不法投棄で埋め戻しても再度掘り起こして埋め戻さなければならなくなるので、結局は費用が高くついてしまいます。

このように、様々な点から見て井戸の撤去は素人には難しいことがお分かりいただけたと思います。

 

お祓いが必要とされる主な理由

井戸を埋め戻す際には「お祓い」が必要とされます。これには日本独自の文化的背景があります。
そのことについてご説明します。

 

井戸は神様が宿る神聖な場所と考えられた

日本では古来より万物に神様が宿るという考えがあります。こうした世界観を「アニミズム」と言います。
とりわけ、生きるために欠かせない大切な生活用水を貯める井戸は、神様が宿る神聖な場所だとされてきました。
こうした日本古来の考えによって神様が宿る井戸を勝手に埋め戻すのは罰当たりな行為とされているため、埋め戻しの際にはお祓いが必要とされるのです。

 

昔は井戸水は貴重だった

現代の日本では蛇口をひねると水が出るのが当たり前と考えられているかもしれませんが、昔の日本では違いました。
地下水をくみ上げて井戸に貯め、それを生活用水として用いていたので、井戸の水はとても貴重なものでした。
昔の日本では、井戸は生命の源である水と密接な関係があるとても大切な場所だったのです。
これも井戸を埋め戻す時にお祓いが必要とされる理由の一つです。

 

井戸の撤去手順

井戸を撤去する手順をご紹介します。

 

解体前の魂抜き(お祓い)

日本古来の考えでは井戸には神様の魂が宿っているとされるので、解体前にお祓いをします。これを「魂抜き」と言います。
日本の古語では魂も物と同様に「モノ」と言いました。井戸に宿る神様への感謝は、人々の生活を支えてくれた井戸そのものへの感謝だと言えるかもしれません。

 

埋め戻し前の息抜き(空気抜き)

次に、埋め戻し前に「息抜き」を行ないます。
「息抜き」とは、埋め戻しの前にパイプなどを入れて井戸に宿る神様が外に出られるようにと願って行なわれるものです。これもまた日本古来の考えに基づく風習ですが、井戸のあった地中に残っている水分・湿気・ガス・空気などを外に逃がすという実用的な作業でもあります。
湿気やガスが残ったまま埋め戻してしまうと地盤に悪影響を及ぼすことがあるので、「息抜き」は欠かせない作業なのです。

 

 埋め戻し

最後は埋め戻しです。井戸の枠と内部にあるゴミを取り除き、井戸の水をポンプで抜き取ってから、砂を入れて埋め戻します。
これで井戸の撤去作業は完了です。

 

井戸の撤去費用について

井戸の撤去費用は家屋の解体費用などに比べると廉価ですが、やはりそれなりの費用がかかります。
そこで、井戸の撤去費用についてご紹介します。

 

費用の相場

井戸の撤去費用の相場は基本的には10万円ほどです。
解体作業中に見つかった場合は、3万円~5万円ほどです。
以上が大体の目安ですが、費用は井戸の状態や大きさなどで変わってくるので、その点も踏まえておきましょう。

 

 追加費用がかかる場合もあるので注意

井戸の撤去では追加費用がかかる場合もあるので注意しましょう。

例えば、

  • 埋め戻しのための砂が予想より多く必要になった
  • 重機にかかる費用がかさむ(道が狭い場合は小さい重機を用意する必要がある等)
  • 地中に瓦礫があり除去しなければならない

といったケースが想定されます。
井戸の実際の状況は作業を始めてみないと分からないので、予想以上に費用がかかってしまう場合があるのです。

 

お祓いを依頼する場合は別途費用が必要

神社の神職やお寺の僧侶にお祓いを依頼する場合は、工事費用とは別に費用がかかります。
魂抜きや息抜きを神職や僧侶に依頼する場合、数万円程度の費用が発生する場合も少なくありません。

 

まとめ

以上、井戸の撤去について網羅的に解説させていただきました。井戸の撤去などそうそうあることではないと思われるかもしれません。でも、解体作業中に井戸が見つかるケースもあることなのです。そうした場合に本記事でご紹介した知識がお役に立てば幸いです。

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