お役立ちコラム

2021.01.19家の解体費用の相場はどれくらい?できるだけ安くするには?

自宅の建て替えをする場合や、親が残してくれた家を取り壊して更地にする時には、解体工事が必要になります。
その時に気になるのは、どのくらいの費用がかかるのかということです。
ここでは一軒家の解体費用の相場と、できるだけ費用を安くする方法を紹介しています。

家の解体の費用相場


家の解体費用というのは、躯体の構造とその大きさによってある程度決まります。
あくまでも目安ですが、下記が家の解体費用の相場を示した表です。

躯体の構造

30坪の家の解体費用

40坪の家の解体費用

50坪の家の解体費用

木造

100~150万円

180~250万円

200~300万円

鉄骨造

150~200万円

200~300万円

300~500万円

RC造

180~300万円

250~400万円

500~800万円

解体費用は上記のように坪単価で表されることが多く、坪はおおよそ3.3㎡なので、100㎡の延床面積の家だと約30坪となります。

解体費用を左右する要素


上記の解体費用相場をあくまでも目安と紹介したのには理由があります。
それは、どこの業者に工事を依頼するかで金額が大きく異なるからです。
同じ家の解体工事を依頼したのに、A社とB社では見積金額が2倍以上違う場合もあります。
どのくらいの利益を業者がとるかによって解体費用が変わってきますが、家の構造や大きさ以外にも、解体費用を左右する要素はいろいろあります。

立地


どのような場所に家が建っているかは、解体費用にかなりの影響を与えます。

建物が隣地と近接していたり、家に接している道路が狭い場合は、大きな重機を入れることができなかったり、足場を設置できなくなってしまいます。
そうなると手作業が多くなり、必然的に人件費が増して費用が割高になります。
道路が狭くて交通整理が必要になる場合は、その分の費用も追加でかかってきます。

また、解体工事を行う際には振動などによって近接建物にひび割れなどの被害を与えることもあるため、施工前に調査が必要になって解体費用が高くなります。
調査で重機を使用できないことが判明すると、手作業が発生するため、さらに費用がアップします。

付随工事費用


解体工事は家本体を取り壊す以外にも、カーポートや小屋の取り壊しなど、その他の撤去費用が発生するケースも少なくありません。
また、解体後に整地が必要になる場合もあり、その時に土地に何もない状態であれば1坪あたり約1,500円程度で収まりますが、庭木の伐採や地盤改良が必要になると、1坪あたり10万円を超えることもあります。
古い家を取り壊す際には、有害物質のアスベストが建築資材に含まれている可能性が高くなり、特別な処理が必要となります。
アスベストには発がん物質も含まれていることから、2006年以降は完全に使用が禁止されています。
それ以前に建設された家を解体する場合は、費用が割増になる可能性があります。
アスベストが使用されている面積にもよりますが、場合によっては解体費用が通常の2倍近くになることもあります。

解体費用を安くする方法


解体費用を安くするためには、業者選びが大きなポイントになります。
前項でもご紹介したように、同じ工事でも依頼する業者によって金額が倍になることがあるのです。
そのため、できるだけ多くの業者から相見積りをとることが、工事費用を安くすることにもつながります。
ただし、解体工事業者の中には手抜き工事をして大幅な値下げしてきたり、工事で出た廃材を不法投棄するような悪徳業者も混ざっています。
金額の安さだけで業者選びをすることは危険です。
悪徳業者に引っかからないためにも、見積金額だけではなく工事内容をしっかり比較して、確実に信頼できる業者を選択しましょう。

家財道具は自分たちで処分する


家具や家電などの不用品の処分を、解体工事と一緒に解体工事業者にお願いすると、工事費用が高くなってしまいます。
「どうせ解体するのだから」と、家の中にゴミを大量に放置しておくと、工事費用がアップするので要注意。
解体工事を行う前にゴミはきちんと処分して、家財道具は親戚や知人に譲ったり、リサイクルショップなどで買取ってもらったりすることをおすすめします。

補助金や助成金を利用する


家の解体には、自治体によって補助金や助成金が支払われることがあります。
最近では空き家問題が全国的に深刻化していて、倒壊の危険がある建物にはそれぞれの基準に合わせて助成金が支給されるケースが目立っています。
自治体よって支払われる金額は異なりますが、解体工事費用の半額が支給されたり、ブロック塀などの撤去や新設へ助成金が支払われたりすることもあります。

まとめ


解体工事費用には相場があって、家の躯体や大きさで金額は決まってきます。
しかし、家の立地や小屋や庭木の撤去など付随する工事があれば、解体費用は2倍以上高くなることもあります。
解体工事費用はどこの業者に依頼するかで大きく異なります。
ただし、解体工事業者の中には手抜き工事をして工事費用を大幅に値引きしたり、廃材を不法投棄したりするような悪徳業者もいるため、業者選びは慎重に行わなければいけません。
工事費用を抑えるには、自分たちで家財道具を処分したり助成金を活用したりすることがポイントです。
自分たちでできることはしっかり行い、業者に丸投げしないことで、節約になります。

pagetop